







パンタナール
Pantanal
野生の楽園パンタナール。
約630種の鳥と約350種の淡水魚が生息する
ブラジル、ボリビア、パラグアイに跨る大湿原。
狙うは「黄金の川の虎」ドラード!
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南米のブラジル、ボリビア、パラグアイ三国に股がる世界最大の湿原パンタナール。
水牛を一撃で倒す電気ウナギ、黄金の河の虎ドラード、河のギャングと恐れられるピラニアなど、約350種類もの珍しい魚が生息し、まさしくアングラーのパラダイス。
ま、ドラードに関しては多くのアングラーが記事を発表しているので今さらボクの出番などないが、ナマズに密かな闘志を燃やしているボクとしては、そちらをちょっと……。
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とあるフィッシングリゾートには、ユニークな決めごとがある。その日一番の大ナマズを釣ったガイドに臨時ボーナスが出るのだ。
どちらかといえば昼間は眠気まなこのガイドたちも、日が落ちてナマズが出没する時間になるとやる気満々。ゲストを急かせて秘密のポイントにまっしぐら。
なにせ、ナマズは淡水魚の中でも、大きさとパワーは圧倒的。19世紀にロシア北部で長さ4.7メートル、体重336キロのヨーロッパ大ナマズが捕獲されているし、メコン河では長さ3メートル、体重242キロの大ナマズが網にかかっている。
パンタナールに生息するピライーバやピララーラ(レッドテールキャットフィッシュ)も負けていない。過去最大では300キロを優に超し、捕まえてみたら、腹から子牛が丸ごと出てきた……なんて話もある。
ナマズ釣りは単純明快。ポイントに着いたら、魚のブツ切りを放り込み、ただひたすら待つだけ。必要なのは忍耐力と運、そして強靭な体力。
なにせ、100キロを超す大ナマズになると、ヒットした瞬間にパワー全開。爪楊枝ほどもあるラインが一発で切られたり、一晩中ボートを引きずられ、朝になって1キロも離れた場所でやっと浮いてきた……なんて話もある。
想像してほしい。水面に巨漢力士顔負けの大ナマズが浮いてくるシーンを。ガイドの生活がかかっているとはいえ、朝まで格闘するのは勘弁してもらいたいものだ。